ドル安の抵抗力は増しているが2万円には遠い 

本日の株式市場は前日比217円高の19202円で大引け。出来高は19億株。配当取り最終日ということもあり昨日の反動高。

といって、実態はドル円相場が110円台60~70銭まで戻ったことによるもの。出来高が20億株に満たず力強さは感じられない。

年度末はドル円市場で実需筋のリパトリ(円転)もあって、市場はイレギュラーな動きをしがち。それに加え、大台割れを回避したいという思惑が働いた可能性もある。

もちろん、米長期金利が2.38%台後半というレベルは今年2月に111円60銭台の当時より上に位置しており、本来、ここまで売られる必要はない。

今日のところは何とかしのいだが、流れ的には一度4月上旬までに110円割れを見ないと収まらない気がする。

トランプ大統領の政策遂行能力が日に日に剥げ落ちていることが、為替市場と債券市場で期待プレミアムを減退させている。ひいてはこれが日本株の弱さにつながっている。

とはいえ、これまで紹介してきたドル円からの妥当株価は18100円である。配当落ちを考慮すると、本日の終値はこれよりちょうど1000円ほど高い位置にある。

これまで500~600円上方で頭打ちしていたが、それが1000円まで開いたわけだ。

日銀買いや企業収益アップの影響といえるが、ドル円に対する抵抗力がついていることが評価できる。

それでも、ドル円が今のままで株価だけが2万円に上昇するとは考えられない。とすると、足元のドル円の動きからは2万円はまだ時間を要すことになる。

昨日ユニクロ株について言及したが、本日全体がこれだけ上昇する中でもなぜか40円安と年初来安値更新。これまでありえないような動き。

どこかのファンドが外す動きが続いているのだろう。上昇時の先導役を果たしてきたユニクロがこれでは上昇にも限界がありそう。売り切れを待つしかない。

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