米韓軍事演習で慎重に見ておきたい3月

昨年の1~2月はマーケットは大荒れの展開でドル安円高・株価は大幅下落となり、アベノミクス終焉論が飛び交っていた。

今年は年初からしばらく円高・株安となったとはいえ、昨年と比較すると落ち着いたものだ。だが違った意味で、今年も息つく暇がない。

トランプ政権の誕生により、連日話題を振りまいてくれるためだ。

その都度、マーケットが反応し、今後の影響についてはどうかといったシナリオ再調整が迫られる。

それがようやく日米会談で一区切りついたかと思われた矢先のフリン氏の辞任。はたしてトランプ政権事態どうなるのか微妙な雲行きである。

強面のバノン氏とて、今後いつまでその地位を維持することができるか。

客観的に見てホワイトハウスに似つかわしくない人物で、彼が主張する極右政策にも限界があると映る。

仮に、押し通すようならフリン氏のように失脚させられることも十分ある。

トランプ新政権の陣容が固まるまでにはもう少し時間がかかりそうで、本格的な主要政策が動き出すのはそのあと。

と考えれば、貿易不均衡の問題や関税の問題、あるいは為替レートの問題など、解決に向かうにはそれなりの時間がかかることになる。

日本にとっては、時間稼ぎという意味で悪いことではない。

ただ、日本海へのミサイル発射に続き、昨日、金正男が暗殺されたように北朝鮮の動きは何とも不気味。

来月には米韓軍事演習が予定されており、金正恩がノーアクションで傍観続けるとは思えない。

といって、まだ誕生したばかりのトランプ政権がここで北朝鮮を急襲することはない。

ここは、小競り合いや舌戦の類は当然のこととして意識しておくとして、マーケットは様子見から調整含み。

3月は期末の配当取りで堅調との見方も多いが、少し引いてみておこう。

目先の強気も、トランプ大統領が税制引き下げを打ち出す28日の議会演説前後までを基本としておきたい。

昨晩、イエレン議長が利上げに関し積極的発言をしたことから、ドル高が進行し114円台を回復してきた。上値抵抗線をブレイクしており、戻りに分がある。

115円台は十分射程内。株式市場もさっそく切り返してきた。これは既報通りの流れ。引き続き、2万円に向けた動きを見ていきたい。

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