今月7000億円を超えた日銀ETF買いをどうみるか

東京株式市場は反落。終値は前日比218円安の16465円で大引け。ザラ場安値は16385円まであった。昨日指摘した16500円割れが現実となった。

配当落ち分の100円安は仕方ないとしても、そこからさらに100円以上下落。これは昨日後場の上昇分のうち返しといっていい。

昨日22億株だった出来高が本日は16.4億株と減少。もはや、15~18億株が出来高の地相場といえ、今後もそのつもりで見ていく必要がある。

この水準はアベノミクスが始まる前の2012年の相場と同水準だ。それでも株価は倍近くに位置しているから、当時よりは遥かにましであることは確か。

本日も日銀ETF買い733億円が入った。今週に入って3日連続だ。今月9月はこれで10回目となる。つまり7300億円も買ったことになる。

株価がこのレベルで踏ん張っているのはそのおかげと見るか、そんなに買っているにしては株価が弱すぎるととるか。

今月初旬の高値から600円ほど下落した位置にあるが、NYダウは18000ドルとしても500ドル強の下落。つまり、日本株の弱さが際立つ。

それはとりもなおさず円高の影響だ。初旬に104円台まであったが、足元は100円トビ台で4円ほど円高となっている。

ドル円が4円動いて600円安であるから、1円で150円換算となる。以前は1円で200円換算だった。

つまり、この差額の50円分が日銀ETF買いの増額分の恩恵という見方ができる。それなりに効果は発揮しているわけだ。

だが、気になるのがどうも買い方が変わったように映る。つまり、市場で買い付けているか疑問が残る。

出来高が20億も達しない中で、あまりに反応が薄すぎる。市場にインパクトを与えないように証券自己とのクロスが主流となっているのではないか。

その分は意外と翌日に反映されたりする。仮にそうだとすると、明日は証券の買いで反発する可能性がある。

コメントを残す

サブコンテンツ

カレンダー

2016年9月
« 8月   10月 »
 1234
567891011
12131415161718
19202122232425
2627282930  

このページの先頭へ