100円防衛の焦点はジャクソンホールへ

株式市場は引き続き薄商い。出来高14億株と夏枯れ。売りも買いも材料不足。材料株が多少動いても続かない。

それ以上にドル円相場の動きに振らされている。一時的に100円を割れたかと思うと、しばらくして切り返す動きを続けており煮え切らない。

足元の日米金利差からは、どんどんドル安円高が進む状況ではない。本来は102円近くまで戻っても不思議でないが、頭が重たい。

おそらく、実需面で企業の為替予約が思いのほか出ているのではないか。これが戻りを押さえているという構図だ。

ここで100円を割り込むと、今秋の企業業績は一段と落ち込んでしまう。また、設備投資の縮小も必至で、せっかくの補正予算の効果を相殺してしまう。

個人消費も100円割れの心理効果は大きく、一部海外旅行などを除けば手控えムードが高まり、デフレを引き寄せる。

そうならないように9月の日銀会合が注目されるが、特効薬はもうヘリマネぐらいしかない。だが、ヘリマネは反対論も多い。

概して、反対者は現状に切迫感を感じていないぶら下がり族で、異次元緩和にも慎重の立場が多い。その中で実施するには簡単ではない。いい道筋が作れるか。

ドル円の目先は、今週26日のジャクソンホールでのイエレン議長の講演が注目されている。今後の金融政策についてどういう発言がなされるか。

実際は先送りとしても、慎重ながらも利上げに含みを持たせるのではないか。

その場合、ドル円はややドル高に反応しやすい。対してNYダウは急落含みとなる。ドル高といってもせいぜい102~103円がいいところだろうが、一息つける。

逆の場合は98円台も否定できない。

またNYダウが急落したとしてもこれは日銀のETF買いがあるため、下値はしれている。

一時的に16000円割れはあったとしても15000円割れはない。

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