バイオ株活況がリードする裏事情 

 週明けの東京株式市場は16200円台まで反発する局面もあったが、その力は弱く、結局、先週末比40円安の16123円で大引け。

 ただ、TOPIXは+1.3ポイント高。ドル安円高が111円台ローまで進行したことで、輸出企業が売られその分、日経平均のダメージが多く出た感じ。

 出来高は20億株と、先週末の26億株から急減。買い手控えムードが出る中での売り優先の状況が見える。

 以前にも書いたが、最終的に株価を支えるのはPERでもPBRでも、ましてやROEではなく、配当利回りである。

 それが2%を下回っている状況下では、積極的にリスクを取って参入しようとする個人投資家は限られる。

 新興市場に目を移すとマザーズ市場が強い。マザーズ指数は1003ポイントと11ポイント高。だが、ジャスダック指数と2指数はマイナス。

 また、マザーズ市場も全般物色されている訳ではなく一部に集中している。それが、バイオ関連株だ。

 そーせいの後をグリーンペプタが引き継ぎ、そしてアンジェスが追いかけるなど好循環となっている。グリーンも80円高の948円。アンジェスはストップ高の627円。

 昨年、1・2部、ジャスダックに比べこれまで出遅れていたことが、マザーズの強い動きとなっていることは確か。

 だがこの他に、今年7月よりマザーズ先物が導入予定となっていることも無関係ではなさそうだ。証券各社がこれに併せ仕込んでいるのではないか。

 さらにいうと、7月には参院選が予定されており(ダブル選も)、これに合わせた資金作りが行われている気がしてならない。

 自民党は憲法改正を睨み、単独過半数から与党で3分の2を意識しているため、いつも以上に選挙対策資金を確保しようとしてもおかしくはない。

 そう考えないと、デイトレーダーだけではこれだけの相場は作れない。裏には相当力のある仕掛人の存在があることはまちがいない。

 すでに大きく上昇した株はデイトレの対象と割り切ることだ。1部市場はしばらくもたつく分、小型株物色はまだ続く。

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