急落で始まった2016年相場

 2016年の大発会は波乱のスタートとなった。先月中旬以降、1月相場は慎重スタンスと何度か指摘しておいた。

 昨日も、株価18000円割れ、ドル円が115円近くまでの円高へ何時向かってもおかしくない、とも言及しておいた。よって、この下げは全く驚くに当たらない。

 前場で、サウジのイランとの国交断絶報道と、12月の中国製造業PMIが予想を下回る48.2ポイントとなり、10か月連続で50を割り込んできたと報じられ嫌気。

 後場に入ると、上海市場が7%下落となりサーキットブレーカーが発動され売買停止となったことで、リスクオフの株安・円高が進行。

 東京市場は一時600円円を越える下落となり、終値も戻しきれずに582円安の18450円で大引け。

 だが、これだけの下落にもかかわらず出来高は19億株台と低調だ。押し目買い意欲が全く見えない。おそらく買い方は年金だけではないか。

 個人の投資意欲はもう一つ盛り上がらない。

 先物主導で高速取引を交え売られた形だが、本来はここまで下落することもない。詰まる所、買いの板が薄すぎることに尽きる。

 個人の豊富な資金が株式市場に向かわないのは、成長性が見込めないことは片面で、もう片面は配当利回りがが少なすぎるためだ。

 平均で2%に満たない状況では、リスクを負ってまで投資したくないということだ。

 本来はアベノミクス効果で企業が稼いだ資金は設備投資か、賃上げか、配当に回すべきなのだが、これらはスズメの涙で、多くを内部留保に積み上げている。

 これではカネが回らず、経済も株価も失速するのは当然だ。

 話が逸れたが、これまで指摘しておいた目安は18000円前半。そのレンジに片足入ってきた。

 日経平均は12月15日の18562円を割り込んできたが、TOPIXは1502に対し、本日が1509とかろうじて踏みとどまった。日経平均の下値目安は18100円辺り。

 また、今週はSQ週でもあることから、一時的に18000円を割り込む可能性も否定できない。ただし、この場合は突っ込み買いの好機ととらえたい。

 日柄的にも今週末まで調整すれば来週は反発しやすくなる。ここから下げればさげるほどいい。

 すでに、先月下旬には、ポジションを軽くしておくよう何度となく指摘しておいた。それ功を奏し早くも出番が回ってきた形である。

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