ユニクロ大幅高は裁定買残積み上げの動き 

 本日の株式市場はユニクロが日経平均を大きく吊り上げた。191円高のうち80円はユニクロ一社で稼いだ計算。

 これは裁定買残を下限まで減少させた反動である。先物主導による上昇で現物買いの裁定ポジションテイクの一環である。

 大揺れとなった7月第2週の外人の動きは現物で4300億円の売り越しで、先物は何と1兆1千億の売り越しだ。

 これまで、外人が一度に売りに出ると1週間で1000円幅は覚悟しておく必要があると、何度か指摘してきた。それは過去にあった外人の1兆円売りを想定したものだ。

 今回はそれが1兆5千億円。そして、ザラ場の高値から安値まで1300円。1000円を越えたのは想定以上の巨大売りによるものだった。

 だが、この売り越しの反動が今訪れている。意外と長引かなかったことで、売りすぎた分の買戻しに走っているわけだ。

 本日も出来高は20億株にも満たず順投資が柱ではない。ただし、ギリシャと中国問題が遠ざかったことで、テーマ株が動いている。

影響はないとしておいたインバウンドも、中核の共立メンテは8000円台回復し高値まであと一歩。ネットセキュリティーのラックは高値更新してきた。

 そして、TPP関連株がその中で日替わりで物色されている。この傾向はもう少し続こう。ただ全体はテクニカル的に過熱感が出てきたため深追いは禁物。

 また日柄も少し揺れておかしくない時期に入る。何より、出来高が少ない中で、ユニクロの大幅高が指数を押し上げているのはよくない現象だ。

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