122円の円安に株価が反応しなかったわけ

 マーケットに目を転じると、NY株高や円安もあり反発して始まったが、後場に入るや急失速。一時200円を越える安い場面もあった。

 常時、逆ザヤ状態で裁定解消売りが出ていた。後場は先物による仕掛け。SQを睨んだ動きだ。

 前場から仕掛けると、日銀ETFが待ち構えていることをわかっているため、後場からやってきた。

 SQ前は意味もなく、こうしたイレギュラーの動きが出やすくなる。結局、売り方の狙い通り、本日は日銀ETFは入らず。

 ドル円が122円まで円安となったが、株価は逆にマイナスとなった。これを、どう解釈したらいいかわからない解説が多い。

 だが、ドル円から見た日経平均の妥当値を見るときっちり説明がつく。本日の高値18900円は妥当値からは500円も高いところにあった。

 これでは、多少円安になろうと株高は進行しづらい。これまでの上昇もずいぶん無理をしてきたものだ。

 先週末の6日時点では、妥当値からのかい離が5%を超えていた。3%以上でイエローランプ、5%以上はレッドランプだ。

 本日の終値18665円でもまだ200円以上高い。ただ、ずいぶん割高状態は解消されてきた。

 PERからは1-3月期の上方修正を勘案して17倍で18700円。直近の19000円弱というのは17倍を超える。

 今は17倍弱まで下がってきたが、16倍後半もまだ高めだ。少なくとも16倍前半まで修正する必要がある。16.5倍で18150円。

 まだ割高な水準であり、もうしばらく新規の買いは控えたほうが賢明だろう。

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