予想以上に足場が脆弱な株式市場 

本日のポイントは先週末のNY株の大幅安を受けてどこまで切り返すか、主力株の下落は仕方ないとして新興市場やテーマ株などが物色されるかという点だった。

 まず前者に関しては、寄付き後の200円以上安いところから、後場寄りに93円安まで戻すところがあったが長くは続かず。結局、終値は180円安で、意外と反発力はなかった。日銀のETF買いは予定通り入ったがダメだった。

 これは、SQを前にして終日逆ザヤとなっていたことが大きいと思われる。つまり、断続的に出ていた裁定解消売りに押されたということ。しかも、出来高は17億9千万株とまったくの薄商い。

 これを見ると、投資家は持たざるリスクを感じているという解説などは全く説得力がない。本当にそう感じていたらこの下落などはもってこいの場面だが、現実は誰も押し目買いしていない。

 この18000円後半の足場はもろいということが伺える。本格的な押し目買いは18000円前半まで調整しないと入らないのではないか。

 

 もう一つの主力株以外の動きに関しては、2部、ジャスダック平均、マザーズ指数とも揃って下落となったが、内訳は全滅というわけではない。

 これは1部にも言えることで、これまで調整モードにあった株で反発局面が見られた。先週金曜日に200円高した際の動きと裏腹の現象というわけである。

 市場エネルギーは低調で先物の影響がより大きく出る環境となっている。足場は脆弱でありSQにかけ、どうにでも揺さぶられる。

 仮に、13日のSQに向け高くなるようなら、来週の動きはその反動が出ておかしくない。それも、今月は配当取りが入るため、まだ18000円までは考えづらい。

 それと本日は10-12月期のGDPが2.2%から1.5%へと下方修正された。予想以上に回復の足取りが鈍かったことが確認された。

 ただし、これも本日発表された2月の景気ウォッチャー調査によると、現状が50.1、先行きが53.2といずれも上昇するなど、年明け以降の動きは堅調だ。

 現状、先行DIとも飲食関連が9.7ポイント、7.9ポイントの上昇と急回復しているのが目立つ。また、雇用関連はいずれも順調だ。

 総じて、家計部門の回復がいい結果となっている。原油安の恩恵もあり、ようやく、消費増税の影響が薄らいできたようだ。

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