この水準では個人も年金の押し目買いは期待できず

本日の株式市場は反発し48円高と切り返した。TOPIXも6ポイント高でまずまずといいたいところだが、一昨日までの相場付とは明らかに違っている。

それまで順調だったものが戻らず続落していたりする。とにかく、一昨日と昨日の下落で流が変わった印象。

本日の出来高は何と18億株にすぎず20億株を割り込んできた。つまり、積極的な押し目買いが入っていないということだ。

その中でのふわふわした戻りというのが本日の相場の実態。

ここで押し目買いが入らないということは、もう上昇力はそう強くないということだ。後は外人がどれだけ頑張るかだ。これはNY株とドル円がカギを握る。

特に後者については、今週末の米雇用統計が注目される。仮に、内容が悪くて119円を割り込むようだと、200円以上の下落は覚悟する必要がある。

もう為替を無視して買い上げていた状況とは違ってきている。まして、来週末にはビッグSQが控えている。

日銀のETF買い思惑が手伝って比較的軽症だった一昨日と昨日とは違った動きとなるだろう。

本日発表された先週の投資主体別動向を見ると、引き続き外人が2600億円の買い越し。対して個人は現物信用で4400億円の巨額売り越しとなっている。

年金は600億円の買い越し。つまり、外人の買いが細れば個人の売り圧力に押されて一気にこの水準は維持できなくなる。

彼らとていつまでも買い続けるわけではないので要注意だ。

また、年金も先週の430億に続き1000億円割れとなったところを見ると、やはりこの水準では見送りたいとのスタンスが伝わってくる。

年金も個人も18000円前後まで下落しないと、それなりの規模の買い越しは期待できないということだろう。

とすると、波乱含みの動きを想定しておく必要がある。ここから新興市場や、材料株へつなげられるかが市場の勝負どころだ。

 それもなければ、次第に頭が重く売り圧力に押されていく展開。これを打破するのはドル円相場だけで、その意味でも週末の米雇用統計は注目。

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