11月を底に景気は確実に上向いている

 NY株安を受け東京市場は安く始まり、一時150円安まであった。だが、ここから下げ渋り、結局59円安の17652円で大引け。

 日銀ETF買いが入ったことも下げ渋りの要因となった。また、ドル円相場に大きな動きがなかったことも売り込むことを躊躇させたようだ。

 昨日、指摘しておいた通り、昨日まで切り上げ型の三連陰となっていた。そこから本日は下落との見方は想定通り。

 だが、同じく三連陰となっていたTOPIXは+2ポイントで大引けとなった。出来高は20億株と昨日とほぼ同水準で、TOPIX優位の主力株が物色されたというには違和感がある。

 答えはNT倍率にある。一時12.3倍台まで低下していたNT倍率が今月に入って再び12.48倍まで拡大していた。

 つまり、高原状態にあったことで日経平均はこれ以上上に行きづらかった。それが本日終値ベースで12.37倍まで縮小しかなり改善した。

 ギリシャ問題は相変わらずだが、ドル円相場への影響はさほどではない。さしあたっては、明日のユーロ圏財務相会談で何か動きがあるかに注目。

 また、明日11日はウクライナ東部問題を巡って4か国会談(ドイツ、ウクライナ、ロシア、フランス)も予定されており、この問題で昨年リスクオフの要因となった過去がある。

 その後、今まで何も解決していない。こちらも、ヘッジファンドが売り仕掛けに使う可能性があり無視できない。

 昨日、景気ウォッチャー調査が内閣府より発表されたが、これを見ると現状DIは11月の41.5、12月の45.2ときて、1月が45.6と、わずかに上昇した。

 家計、企業、雇用の中で雇用が54.8と12月の49.0から大きく上昇したのが目につく。

 先行きDIに関しても、11月44.0、12月46.7に対し、1月は50.0と50を回復。これは昨年8月以来のことだ。

 また、ここでも目に付くのは雇用関連で、12月の51.2から1月は57.1へ急上昇している。

現状、先行きDIとも11月を底に切り返しており、景気の底流は確実に上向いていることがわかる。

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