焦点は原油50ドルに向かうポジション整理 

 突然決まった衆院選だったが、下馬評通り与党の圧勝に終わりそうだ。残念なのは、選挙前にみんなの党が自滅したことで第三極の動きが弱まったこと。

 前回、みんなは比例で500万票も獲得していた。無党派層の受け皿だったが行き場がなくなった。

 維新から分かれた次世代の党は、自主憲法が本当に支持されると思っているとしたら甘すぎる。分党しなければ維新が民主党を上回ることもありえた。

 安倍政権とて、憲法改正や集団的自衛権でかなり右寄りの政策と見られている中だ。いくらなんでも極端すぎる。

 民主党は前回が240議席から50議席台へと5分の1となるなどいくらなんでも悪すぎた。そこからは、いくらか巻き返したが、目標の100議席には程通い。

 アベノミクスを批判するのはいいが、まったく代わりの政策がない。あの時代に帰りたいと思う人はもういない。

 それなのになぜ野党第一党かといえば、労組の支持があるためだ。前回当選したほとんどが労組の支援を受けた連中だ。そこから、現在の政策が左に寄りすぎたものとなっている。

 これではもう旧社会党で、先の見通しはない。枝野幹事長が極左の中核派から政治資金を受けているようでは、支持する人はいない。

 さて、この与党圧勝は事前の報道で伝えられていたことで、マーケットは織り込んでいる。今の状況年末特有の需給が支配している。

 原油価格の下落に伴う、ファンドのポジション整理が続き、先週末のNY株式市場は315ドル安となっている。

 今週はNYのSQもあり引き続き下値模索が続くだろう。ポイントは引き続き原油価格だが、節目の60ドル前後で止まらず、57ドルまで下落してきている。

 このまま50ドル前後までさらに下落する可能性がある。ドル円の121円も、原油価格の50ドルも来年と見ていたが、前倒しで示現することになる。

 月曜日は大幅マイナスとなるが、ここからの下値メドとしては16800円前後。その前で止まる可能性もある。

 ドル円が118円台を維持しており、全面的なリスクオフというわけではない。あくまで、原油下落にともなるポジション整理だ。

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