これまでロールが進まず、本日一気に解消の動き

 昨日前倒しで調整に入ったと書いたところ、本日は早くも大幅安。一時500円を越える下落となった。終値は400円安の17412円。

 解説ではギリシャの政治不安や、原油下落の影響などでリスクオフが強まり欧米株が下落したことが影響したと伝えられる。

 朝方から、ヘッジファンドのバスケット売りが入ったことで地合いを悪くした面がある。これは原油下落の損失の穴埋めであるが、欧米市場もこうした取引が多いのが実態だろう。

 本日、内閣府から法人企業景気予測調査が発表された。この統計は大・中・小企業と12000件のデータをベースとしたもの。

 これによると、足元の10-12月の現状判断は大・中・小企業とも7-9月より悪化している。問題は今後の1-3月の見通しだが、これもさらに悪化している。

 この調査日は11月15日で、日銀の追加緩和と株価高値更新、消費増税延期がほぼ確定、という中で行われたこと。

 それでも悪化し続けているのは、それだけ景気の実態が悪いいうことだ。会社の規模が小さくなるほど悪い結果となっている。

 これを見ると、最近の相場が円安に伴う外人買いだけで、あとはついていけていない状況をよく裏付ける。

 そして、本日はなぜか、日銀ETF買いが入っていなかった。年内の資金枠を使ったという見方もあるが、昨年は前借して買っていたため、本日の動きは不可解だ。

 また、明後日はビッグSQであるが、先週までほとんど残高が増加していた。つまり、ロールが進まないままSQ直前まできたわけだ。

 それが本日一気に解消へと動いた。そのためのベーシス潰しを、あれこれ理由づけしたという見方もできる。本来はここまで下げる必要はない。

 25日線まで下落したことで反発しやすくなったが、日足の型は窓開けの陰線となり良くない形となった。

 また、今週終値で17475円を下回って引けるかに注目。先週の陽線を包む陰線となり、これもよくない形となる。明日・明後日でどれだけ反発できるか。

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