明日発表の7-9月期成長率は1.0%に近い数字か

 もう解散・総選挙の流れは確定的となったが、当初安倍首相が公言してきた最終判断する目安の7-9月期のGDPが明日17日に発表される。

 消費増税の影響が直撃した4-6月期は▲7.1%。これは仕方がないとして、ここからそれなりに回復すし来年の再増税というのが大方の見方だった。

 夏ごろの段階では7-9月期は4.4%超の成長というのが平均見通しだった。それが9月に入りそこから1%下振れしだした。それでもまだ3.4%程度。

 株価でいうなら当初は優に半値戻しを見込まれたものが、日が経つにつれ予想以上に戻り売り圧力が強くとても半値までは戻らないというイメージだ。

 だが、これでもまだ消費税を先送りする決定打ではない。それが先月末に出そろった大手シンクタンクの平均予想数字は1.9%と何と2%を割り込んだ。

 低いところは1.0%、高いところは2.8%とかなりの開きがある。最高でも2.8%というのはかなりのショッキングなデータである。

 そして、先週には主要エコノミストの平均予想数字が2.4%と発表された。シンクタンクの平均よりはいいが、やはり秋口に見込まれた3%台よりはかなり低い。

 当然、安倍首相が今回の解散を決めたのは、この7-9月期の数字が相当悪いということを、事前につかんでいたことは容易に想像がつく。

 とすると、だれが見ても納得いくためには明日発表される7-9月の成長率は相当悪い。エコノミストの平均の2.4%台どころか、シンクタンクで一番悪い数字だった1.0%に近いかあるいはそれ以下の可能性すらある。

 これだけ悪いと、消費増税推進者はぐうの音も出ない。

 これに対し民主党などはアベノミクスの失敗とほざいている。だが、7-9月期の数字が悪いのはデフレからの病み上がりに消費増税したことの失敗である。

 だからこそみな消費を絞って景気浮揚しないわけである。それをアベノミクスの失敗というのはお門違い。

 その消費増税は、民主党が推進したもので責任転嫁も甚だしい限り。

 アベノミクスの失敗といっているようでは民主党の復活はまずありえない。追及するとしたら、構造改革の遅れや歳出削減、議員削減だ。

 だが、いずれもわが身に降りかかってくるためこれらも言えないでいる。つまり、今度の選挙で彼らが支持を得ることは考えられないということだ。

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