今回も外人の買いに売り向かった個人投資家

 週明けの東京市場は反落。安値は16713円まであったが、16780円まで戻して大引け。大幅に比率アップされたGPIFが控えているとあっては、売り込みづらい。

 寄付きから安かったこともあり、さすがに日銀のETF買いが入った。追加緩和後2度目で、いずれも金額は380億。しばらくこの配分でいきそうだ。

 本日の出来高は20億株、売買代金2兆円と急減。これは追加緩和前とほぼ同じ水準である。

 
 昨年異次元緩和後に急ピッチで買い上がった後、急落した経験があるだけに皆慎重になっているということだろう。

 今週は金曜日にSQを控えており、イレギュラーな動きもあるが基本は調整モード。安値は16530円までの窓を埋めてくればすっきりする。

 ここで、追加緩和が発表された10月最終週の投資主体別動向を見ると、やはり外人投資家が大きく買い越した。

 現物が5300億円、先物が8500億円、計1兆3800億円という膨大な金額。おそらく、この大半が追加緩和発表の31(金)取引分だろう。

 これに対し、売り向かったのは個人投資家。10月に大きく下落した際には買い越すなど完全に逆張り投資を徹底している。先物で▲1200億円、現物で▲8200億円の計▲9400億円である。これまた巨額の売り越し規模だ。

 また、証券自己が▲3000億円となっており、この両者が外人の買いにぶつけた形となった。

 ちなみに、年金マネーを主に扱う信託は現物では2100億円を買い越したものの、先物では▲2100億円となっており、差し引きゼロ。

 おそらくこの構図は先週も継続されているだろう。つまり、買い方は外人で彼らの動きが切れると相場は調整モードとなる。

 彼らはドル円とセットとなっていることから、ここから18000円台に向かうには、さらなる円安が必要というわけだ。

 また、個人投資家も追加緩和が株価を後押しすることはわかっており、調整一巡と見れば、遠からず買い越し始める可能性があり要注目だ。

コメントを残す

サブコンテンツ

カレンダー

2014年11月
« 10月   12月 »
 12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930

このページの先頭へ