役人の危機意識の欠如で、災いは住人へ

台風一過の猛暑日となった。その要因となった台風8号は気象予報通り日本列島を直撃。再三、危険性が報道されていたにもかかわらず、痛ましいことに長野・南木曽町で若い命が犠牲になった。

土石流が原因で家屋ごと流されたとのことだが、はたしてこれは避けられなかったのか。南木曽町役場に電話インタビューした様子が報道されていたが、土石流が起きた後に避難勧告がなされていた。

以前、当ブログで、大島の大雨災害の時にも言及したが、役人はこの程度の意識だ。1時間に97ミリの大雨が降れば山間部はひとたまりもない。

そんなことは素人でもわかる。それが土石流が起きてから避難勧告では話にならない。台風が遠い地点にあるため油断していたのだろうか。これはもう役場の怠慢であり、人災である。

なぜなら、気象庁のHPやヤフーのHPを見ればほぼリアルタイムの気象状況が県単位で見れ、降雨状況の推移は1時間先まで5分刻みで表示されるようになっている。

降雨状況が色分けされており、激しい雨かそうでないかも一目瞭然。つまり、豪雨が到来するかはある程度事前にわかるのである。

必ず繰り返される、想定外の大雨だったという言い訳はもう通用しないなのだ。

おそらく、気象庁からの連絡がなかったため避難勧告を出さなかったのだろうが、自分らの町がどういう地形にあるかは住人が一番知っているはず。

それを他人任せにしているものだから、犠牲者が出る。毎度おなじみの構図だ。役人根性とは、いまだにかくのごとしだ。

東京から博多まで新幹線の車窓から外を眺めると、山の斜面に建設されている住宅がいかに多いかということに気付く。

以前なら大事に至らなかった気象でも昨今では、決まって数十年ぶりという枕言葉がつく。そうした時代だからこそ、後の祭りにならないように個人で対策を立てるしかない。

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