急回復を見せる景気ウォッチャー調査

 本日、4月調査の景気ウオッチャー調査が内閣府より発表された。同指標は何度か 当ブログでも取り上げてきた。

 今回は消費増税後、初の調査でありいつも以上に非常に関心を持っていた。他の 経済指標より速報性にも優れている。

 結果はどうなっていたかというと、これはいい意味でサプライズだ。

 まず、4月の現状判断DIは前月比16.3ポイント低下の41.6となり大幅に悪化した。 家計が37.2、企業も48.5と50ポイント割れとなった。

 これを持って大幅に悪化との報道も出るだろうが、これは消費増税の影響でほぼ予 想されたことでさほど意味はない。肝心なのは、これからのことだ。

 そこで先行き判断DIを見ると、3月の34.7から4月は50.3と大幅に改善している。 50ポイントを上回ってきたのは昨年12月以来4か月ぶりのことだ。

 中でも、家計は31.3から49.8と20ポイント近くも急上昇。小売り、飲食、サービス、 住宅のいずれもが年初来最高となった。

 企業も39.9から49.9と大きく改善した。1月以来の水準となる。家計も企業も3月 が底となった。

 先行き判断DIは2-3か月後の動向を占うもので、増税前は個人は相当身構えてい たものが、いざ始まってみたらそうでもないと感じていることが読み取れる。

 これは企業も同じで、消費増税による業績への影響は事前の心配ほどではないと 感じているようだ。だが、50を超えているわけではないので、予想より悪くはないが、 景気回復の足を引っ張っていることは変わらない。

 それでも、マーケットにとってはこの変化幅が重要となる。これまでが、見えざる敵 の前に委縮して下げていたものが、これから徐々にその反動が出てもおかしくない。

 今回の内容はその先駆けを示すことになるのではないか。

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