既に大叩きした昨年6月を下回っている裁定買残

 NY株高を受けて続伸。日経平均は14800円を回復した。TOPIXに比べて戻りが鈍いが、これは月曜日のうち返し。ユニクロの705円安が足を引っ張った。

 注目されたイエレン新議長の議会証言は概ね市場の安心感を誘った。QEの縮小は予定通り行うとしながらも、確定したものではないといったことや、失業率が6.5%を下回っても利上げの条件とはなりえないとしたことが評価された。

 また、イエレン証言のほか、債務上限問題に関して下院共和党が賛成の意向を示したことも大きかった。もう少し長引くと見られていたが、さっそく下院では来年3月15日までの引き上げが可決された。

 上院は12日に審議予定だが、民主党が多数を占めているため可決は確定的。これでイエレン証言と債務上限問題という二つの焦点をほぼ通過したことになる。

 本日の日経平均はちょうど382戻りの水準で頭を押さえられた。14800円という水準は下落時のネックラインでもあり、止まり頃の価格帯である。

 25日線は15200円台にあり、半値戻りも15150円と本日の終値より少し間がある。少しずつ足場を固めながらだろう。

 下値については、既報通り14000円割れは当分なくなった。これまでの見方に加え、7日現在の裁定買残が大きく減少してきたことも大きい。

 なんと、昨年6月にかけて大叩きに大叩きしたした水準を先週7日段階で下回ってきている。株数は翌限を含め20億8000万株だ。これでどうして14000円以下までもっていけるというのか。

 売り方がいくらここから売り煽るとしても、よほどショッキングな悪材料でない限り、現物売りはこれまでのように出てこない。

 もっとも、当然、売り本尊はそんなことは百も承知である。既報通り、14000円割れはもう当面無理筋なのである。仮に、4月以降それ以下を売り方が狙ってくるとしたら、それはそれで必要十分条件を満たしてからである。

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