NYダウは29年の大暴落の前に似ている? ② 

 NY株式市場が好調だ。過去最高値更新が続いている。先のFOMCでテーパリングが決定したが、すでに織り込み済みで、しかも内容は慎重そのもの。

 難航していた14年、15年度の米予算審議も決定、来年2月の債務上限問題もクリアするとの見通しが増えてきた。これら懸念が遠ざかったことも、米株式市場の上昇につながっている。

 当欄ではすでに米株式市場について11月4日に「NYダウは29年の大暴落の前に似ている?」として題して取り上げた。

 テクニカルアナリストのトム・デマーク氏が、現在のNYダウの足取りが1929年の大恐慌前の天井に至る足取りと似ているとしたことに対して述べたもの。ま、反論である。

 こちらの主張は「今のNYダウはバブルと見る人もいるが、ファンダメンタルズから見て、そう過大に買われているわけではない」とし、真正バブルと疑似バブルの見極めが必要としておいた。早い話、今回はそう心配はないとする見方。

 結果は、周知の通りトム・デマーグが懸念した29年の暴落は今年は起きずじまい。

 さらに、11月19日付では、カール・アイカーン氏が賑わしたNY株の大幅下落コメントに対しても、大騒ぎする騒ぐレベルではなく、神経質になる必要もないと見た。そして、

「最低目標と考えていた16047ドルに対し、昨晩の高値は16030ドルで少し物足りない。気を付けるにはすこし早い。16047ドルの上にある上値ポイントは16138ドル、16272ドル、16811ドルとなっている。よって、年内の目標として16800は厳しくても、16200~16300ドルはあっても何ら不思議ではない」

 とした。これまでの高値が一昨日26日の16479ドル。16200~300ドルは抜けたが、16800ドルはさすがに厳しかった。

 それより何より肝心なことは、当欄がこれまで指摘した暴落はそんなに心配することはないとした見方だ。名だたるビッグネームを含め、弱気派は総崩れだ。

 言えることは、あまり、ショッキングな話題性だけに惑わされないようにすることだ。とにかく、ことの信ぴょう性よりも、センセーショナルな話題性でとりあげるのがマスコミやネット言論だ。

 投資家であるなら、それをしっかり割り引いてみる必要がある。

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