QE縮小決定はバーナンキ勇退へのセレモニー 

 まったくの予定通り。もう多言は必要ないだろう。米FOMCに関してだ。というよりその後のマーケットの反応に関してである。

 結果はどうなろうと、マーケットはすでに織り込み済みと言ってきたこと。それが現実化しただけだ。NY・東京市場ともに大幅高。特に昨日の東京市場は完全に先取りして動いていた。

 FOMCの結果、QEの縮小が決定されたが、FRBも相当に慎重だ。月間で850億ドル購入している住宅ローン債権と国債の購入を、来年1月よりわずか計100億ドル減らすだけだ。

 これだけの規模なら敢えて決定する必要もない金額。今後についてはこれからの経済指標を見て考えるという。

 恐る恐るアクションを起こしたという意味合いのもので、いわばバーナンキ議長勇退に対するセレモニーで、勇退のはなむけだ。

 失業率も6.5%を下回るまでゼロ金利を維持するというから、マーケットは安心感が広がった。とにかく、米経済はまだもまだら模様で、業界ごとに差が大きいのが現状だ。

 実はこれは日本もそうで、東京の不動産は上昇しているというが、現場の動きは相当緩慢だ。

 一部の地域だけは盛り上がるが、所詮は点であり面への広がりはない。景気が上向いている実感がないということで、アベノミクスの化けの皮がはがれたなど、批判の声をよく耳にする。

 だが、今年はスタートであり、そう簡単にバブル突入というわけがない。良くなるどころか苦しくなっているという意見も聞くが、それは旧態依然としたままのやり方を続けているため。

 それをアベノミクスに責任転嫁するのは筋違いだ。意味のない、他力本願の議論が多すぎる。マクロが良くなってもミクロの部分まですべてが良くなるわけがない。

 この当たり前すぎることを、おバカな評論家たちが鬼の首でも取ったかの様に批判している。

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