NY証取での安倍首相の演説で、日本株の上昇は国際公約へ格上げされた!

 本日は配当落ち日。約80円安で実質上、前日比変わらずであった。当然株価下落は想定されたことで、これにNY市場の5連続安という冴えない動きと相まって、朝方200円安まであった。 だがそこから切り返し始め、終値は何と178円高。

 朝方の売りポジションが完全に買い方にひっくり返された格好だ。時折、市場ではこうしたひっくり返しの動きはあるが、本日はそれが顕著だった。もっとも、表向きは法人税の引き下げ観測を好感して株価が上昇に転じたという解説が流れていた。

 10月1日の消費増税発表に合わせた経済対策の内容に関心が集まっており、現在は期待先行の時期。通常、こうした状況下では株価は下がりそうで下がらないというのが経験則。そして、いったん内容が明らかになれば反転し始めることが多い。

 さらに、引け後に確認したら日銀がやってくれていた。本日もETF買いを入れていたのだ。仕掛け人は日銀だった。後はその意を見た買い。日銀のETF買いは、何と今週は3日連続である。

 まず、24日(火)の前引けは103円安、終値9円安、25日(水)が57円安、終値112円安、本日26日は49円安、178円安、となっており、昨日と今日は本来はEFTの買いを入れるような日ではない。

 だがそうしたに日にも出動しているということは、以前に紹介した日銀による株価維持のための露骨な意思表示であり、介入というわけだ。とりわけ、消費増税を発表する10月1日までの大幅安は、何としても避けたいという意思が手に取るようにわかる。

 さらに重要なことは、昨晩のNY証取で安倍首相が「Buy My Abenomics」と演説したことがある。その直後に開く東京市場で、配当落ち分が含まれているといっても大幅安となれば、外人投資家に対して心象はよくない。その意味での日銀との連係プレーだ。

 この安倍首相の演説は世界に向けての発信であり、もはやアベノミクス買い=日本株買いは国際公約となった。それは、米国演出のもとで計画されたものでもある。それを高らかに世界にわかりやす形で発信したものだ。

 何度も繰り返すが、日本株の株高は国策である。来月はその中で、消費税決定に向けた株価PLOに対の反動が出るだろうというのがこちらの基本シナリオである。

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