消費増税延期へ傾く経済司令塔 

 本日発表された4-6月期のGDPは予想ほど強くなく、消費税増税を来年4月から強行するか、あるいは延期するか安倍首相は悩ましいところ。すでに、本田、浜田両内閣参与は延期したほうがいいとコメントしている。これを無視して強行するとなると、何のために、アベノミクスの経済司令塔として両氏を内閣参与に迎え入れたか訳が分からなくなる。

 株式市場は100円近く安くなったが、もともと週末のNY市場が安かったため、想定されたことで、特段の意味はない。しばらくは調整というシナリオにも変更はない。ただ、9月以降は消費税の決断もさることながら、日銀の金融緩和にも動きが出るかもしれない。

 一つは、強行した場合で、景気落ち込みをカバーするための経済対策は当然として、これに合わせて日銀の追加緩和を出す可能性がある。延期した場合は、やはり異次元緩和の効果が思ったほどでないことから、年内に何らか動く可能性がある。

 今の株式市場のレベルはともかくとして、市場を取り巻く投資家の動きが彼らの想定と大きく違っている。特に機関投資家の様子見姿勢は日銀としてもこのままでいいと考えていないはずだ。どう転んでも、政府・日銀の政策に動きが出そうな13年の秋である。

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